今日は・・・お気に入り映画館の会員サービスday。
ナタリー・ポートマンが念願のアカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝いた作品。
このポスターがインパクト大でとっても気になっていた一つ。
ナタリー扮するニナが白鳥と黒鳥の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢されるが、
完璧を目指す表現者としての壮絶な苦悩を描いた作品。
これが思っていた以上の迫力で・・・
夢を掴んだ喜びと同時に大役を負かされたことで
とてつもない重圧に支配され、心のコントロールがきかなくなり
精神が崩壊していく様がリアル過ぎてゾクッとするほど。
でもやっぱりナタリー・ポートマンのバレリーナとしての立ち居振る舞いが美しい!!
たった10ヶ月間の猛特訓で得たとは信じがたいほどで
クライマックスシーンには釘付けでした・・・
それに・・・私がショートスタイルの理想として昔からずっと好きだったウィノナ・ライダーも
元プリマドンナのベス役でぴったりハマっていました。
ストーリー展開も早く、絶妙な音楽と合わせて
気づくとスクリーンを超えて引き込まれているような錯覚を起こす感じ。
だから見終わっても、なんだか不思議な感覚になりました。
賛否は分かれそうな作品だけれど・・・
高みを目指す者のリアルな様子が色んな角度で描かれていたので
私は観て正解でした。